夏至の日の出のレイライン

  令和6年6月21日の夏至の日の出は、鹿島神宮・香取神宮と
伊勢神宮、高千穂の峰のレイラインの線上から昇ります。

                                      測定に利用したサイト:mapli.net

東を向くライン:  鹿島神宮(建御雷神)
伊勢神宮(天照大神)
高千穂の峰(天孫降臨)
 

 上図の中の各地点の赤い線は夏至の日の「日の出・日の入り」の方角を示しています。東のラインにおいて、毎年6月21日前後の夏至の日において「日の出」の方角がそろいます。つまり、高千穂の峰からの夏至の朝陽の方角に伊勢神宮、鹿島神宮がならぶことになります。
 
 今回は楕円面で方位を計測するサイトを利用しました。各地点での東のラインのは次のようになりました。

     

 楕円面で測定することで3地点が線上に並ぶことがあらためてわかりましたが、日の出の方位は等角面での画像なので微妙に向きが違っています。
 これまでは等角面を用いての表示でしたから、東のラインと日の出の方位が並行に表示されました。これを下図に示します。ここには西のラインと月の出・月の入りも加えてあります。

西を向くライン: 大洗磯前神社(大己貴命)
諏訪大社(建御名方神)
出雲大社(大国主大神)


     

 2015年は、東のラインにおいて日の出がそろい、西のラインでは月の出がそろっています。このような状況は、2034~5年ころにやってくると思います。

参考資料
 
サイト:mapli.netから
 高千穂の峰から鹿島神宮の方位
 

 
サイト:keisan 生活や実務に役立つ計算サイト